【事故車の怖い話】霊が乗っていた!? 母が借りた代車が事故車だった。

幼い頃から、自分は何かを感じていた様で、赤ん坊の時は、何もない家の天井を見上げケラケラと笑ったり、知り合いの人が車に乗ると抱っこもされていないのに、その人が乗ってる間中ずっと泣いていたりと、何処か不自然な事をする子供だったようです。

その時は母が車検の為、代車を借りました。
元々母も霊感というものがあった様で悪いものが居る所に行くと体調不良を感じる体質だったようで、その代車に乗っている時も急な体調不良を感じていたそうです。

幼い時、自分は母の運転する車の助手席に、自分から立って乗り込んでいたそうですが、その代車の時は、運転する母にしがみつき、後部座席にも助手席にも行こうとはしませんでした。
おかしいと思った母は自分にどうしたの? と問いかけました。
自分はただ泣いていて、話しにならず、母は車を降りて、家に入った後にもう一度聞きました。

すると。

「おっかい(おっかない)ばあちゃんがのってる」と答えたそうです。

自分が育った家は一戸建てで車を置くスペースはリビングから見える位置で、普通に置いておくと自分が怖がった為、家の前の道に置いておいたそうです。

昔から怖がりでしたが怖いもの見たさもあり、わざわざ背伸びをして窓から外を覗き、怖い怖いと怯えていたそうです。
母も自らの体調不良の事も考え、車会社に代車の事を言うと、その代車は売れない事故車で、助手席に居た老婆が命を落としていたそうです。それ以来、我が家は代車を借りる事はしなくなりました。